最近、昆虫食が話題になっています。
普通に考えると昆虫食はちょっと気持ち悪い。見たくもないし話題にもなって欲しくないという人もおられることでしょう。
それでは何故、昆虫食が話題になっているのでしょう。また昆虫食は値段が高いと言われています。何故値段が高くなってしまうのでしょう。
そこで今回は昆虫食が話題になっている理由や値段が高い理由、そして安く購入する方法などについてまとめます。少しずつ下がって確認ください。
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昆虫食が注目される理由とは?
まず最初に昆虫食が注目されている背景について説明します。普通に考えると食べることなどありえない昆虫食が何故話題になっているのか?その理由について考えていきましょう。
昆虫食の定義や歴史について
昆虫食は文字通り昆虫を食材として用いた食品のことを指します。
昆虫は世界中で食用として利用されてきた歴史があります。特にアフリカ、アジア、中南米などで広く普及していました。日本でも一部では昆虫を食材とした料理が食べられていました。
その一方で世界的に肉食や穀物などが人々の食事のメインになったことから廃れていきました。一部で細々と食べられてきたという感じですね。
しかしながら、最近になり再び注目を集めてきたというのが実情です。
昆虫食が環境問題や食糧問題を解決!?
最近、環境問題や食糧問題についての議論が多くなっています。その解決策の1つとして昆虫食が注目を集めています。
これまでも昆虫食は食糧不足が深刻な国々で重要なタンパク源としても利用されています。
また昆虫は豚肉や牛肉と比較して生産効率が高く環境にも優しいため食料問題の解決に向けたアイデアの1つになるのでは?ということで注目を集めています。
環境、そして食糧問題を一気に解決できるとなれば注目を集めるのも当然でしょう。
昆虫食は栄養価が高い
また昆虫食が見直される中で栄養価が高いということも注目を集めるポイントになっています。
昆虫食は高タンパク・低脂肪でビタミンやミネラルも豊富に含まれていると言われています。
例えば昆虫食で有名なコオロギやバッタにはタンパク質、ビタミンB群や鉄分、カルシウムも豊富とされています。ハチの幼虫も多くのタンパク質を含み他にもビタミンAやビタミンC、カルシウムや鉄分も多く含まれているとされています。
昆虫食のリスク、デメリットも注目されている理由に
また昆虫食が見直される一方で昆虫食のリスクについての議論も活発になってきました。
最近、昆虫食が注目されているのはこのリスクに対する議論が活発になってきたというのが背景にあります。
逆に言えば以前はそれほど普及しておらず、当然のことながらリスクについての議論が無かったわけで一般にも知られていませんでした。
私達が昆虫食を購入するならばリスクについてしっかりと理解する必要があります。
昆虫食のリスク、アレルギーについて
昆虫食が注目される一方で、昆虫食にはアレルギーを持つ人や昆虫による感染症のリスクがあるため注意が必要という議論も増えてきました。
実際に昆虫食を発売するメーカーTAKEOでは注意喚起をしています。
昆虫を食べることは食物アレルギーのリスクがあります。
私たちはそのリスクを知らずに昆虫を食べてしまう人を減らしたいと考えています。
引用元:昆虫の食物アレルギーへのTAKEOの対応
特に注目されているのが昆虫に近いエビやカニなどの甲殻類と同じようなアレルギー症状です。
エビやカニなどの甲殻類アレルギーはかゆみや蕁麻疹などが発症し、ひどい場合はアナフィラキシーを引き起こし重篤な症状になる可能性もあります。
エビやカニなどの甲殻類アレルギーの人は昆虫食も控えたほうがいいでしょう。
昆虫食のリスク、飼料へのコンタミネーションについて
先に紹介した昆虫食を発売するメーカーTAKEOは飼料へのコンタミネーションリスクについての表記を考えていたようですがそれについては見送ったようです。
まずは「国産昆虫シリーズ」で、webサイトにて情報提供しました。ただし、飼料へのコンタミネーションに関する表示は見送りました。
引用元:昆虫の食物アレルギーへのTAKEOの対応
この試料へのコンタミネーションリスクというのは。昆虫が育つ環境の問題です。
特に野生の昆虫を採取している場合には細菌やウイルスなどの病原菌を含む可能性なども指摘されており、安全な養殖や加工方法が必要とされます。
無印は遂に狂ったみたいです。
SDGsという妄想に取り憑かれてしまってブランド価値を破壊してしまいました。
ウチの嫁やその周辺の人達も皆が二度と無印で食品を買わないと断言しております。
普通の食品であっても昆虫食と同じ工場で作られたいるのではないかと勘繰られるので終了です。 pic.twitter.com/ZkjZRbvTnj— たーちゃん@バブルおじさん (@yhdgj675) February 20, 2023
昆虫食を急に進めようとする日本政府や企業に対する疑問、不信感も
昆虫食を急に進めようとする日本に対する疑問を持つ人も増え、それで注目されるようになったという背景もあります。
SDGsなど世界基準に合わせようとする仕方がない部分もあるのでしょうが、その動きがあまりにも急激で不自然。学校給食に入れる動きもあるようですが安全性を考えたら子どもたちが食べる学校の給食に昆虫食を入れるのは最終段階にすべきと感じます。これらの動きが恐ろしいと感じる人がいるのも当然でしょう。
世の中 謎のSDGs推しで、遂には給食に昆虫食を出す学校まで、今やる必要あるの?
— フィフィ (@FIFI_Egypt) February 8, 2023
当たり前の話ですが新しい産業には政治家や活動家などを含めた利権構造もあります。良いことばかり言って不都合な真実を伝えずに広げようとしている利権構造の政治家や企業、活動家に対する嫌悪感もあって注目されているようです。
昆虫食に対する嫌悪感も注目されている理由
また当然のことながら昆虫食そのものに対する嫌悪感を持つ人も多い。
やはり見た目にグロいので一定数の方が嫌悪感を持つのは仕方がないと思われます。
また加工されて見た目には問題なくても昆虫を食べるというイメージや先入観でどうしても嫌悪感を持つ人もいることでしょう。
この辺りは仕方がないことで批判される部分ではありませんが、逆に言えば自らの先入観や嫌悪感で昆虫食を食べる人に対して批判するのもおかしいと言えます。
どちらの立場に立つにしても慎重なる議論が必要です。感情の部分が前に出ては議論になりません。
昆虫食の値段が高い理由は?
また 昆虫食の値段が高いのも注目を集める理由の1つになっているようです。
昆虫食は有名になってきたとは言っても一部の店舗でしか販売されておらず流通は少ない。
そのためどうしても値段が高くなる傾向があります。
また、先のリスクを軽減するために生産コストが高く、加工の手間もかかるために食材として普及するためにやはり値段が高くなる傾向にあります。
安心安全な商品を提供するためには仕方がない部分と言えそうです。今後は研究が進み、更には消費が増えることなどで効率化が図れると思われるので安価になっていくと思われます。
昆虫食を安く購入する方法は?
昆虫食はアマゾンや楽天で発売されています。
その中には値段が安いお店もあるのでチェックするといいでしょう。
もちろんメーカーなどの表記は要チェックです。安全なお店から購入するようにしましょう。
また最近では実店舗での発売も増えてきました。無印良品でも安価な昆虫食を発売しているのでチェックするといいでしょう。加工されており見た目も普通のお菓子なので昆虫食初心者におすすめです。
(参考:昆虫食はどこに売っている?安心して買えるおすすめの販売店まとめ)
まとめ
今回は昆虫食が注目されている理由について解説しました。議論が進むことで昆虫食に対する理解が深まることを期待したいと思います。
また昆虫食が値段が高い理由も解説しました。現時点ではどうしても流通量が少ないのでコストは高くなってしまいます。
多くの人に知られ流通が増えることによって、安全安心で値段が安い昆虫食が普及することを期待したいと思います。
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