維新・音喜多駿議員の政治資金ベビーシッター代経費計上は適正か?

今回は維新・音喜多駿議員の政治資金ベビーシッター代計上について考えていきます。

政治資金には政治関係にかかる経費を計上できます。例えばポスターやリーフレットの作成、その他にも会食費用など。

場合によっては会食費用が数万円のものは高すぎると指摘されることがあります。他にもヘアメイク費用やスーツ代は経費になるのか?ボイスレッスン費や計上してもいいのか?といった様々な指摘も。この辺りは金額にもよりますが政治活動のためということでぎりぎりOKということかと思います。

しかしながらベビーシッター代を計上しているという話はあまり聞いたことがなかったので興味を持ちどのような議論がなされているのか確認していきました。

ベビーシッター費は政治活動とは思えませんが計上しても大丈夫なのでしょうか?少しずつ下がって確認ください。


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維新・音喜多駿議員の政治資金ベビーシッター代計上は適切?

今回の維新・音喜多駿議員の政治資金ベビーシッター代計上の件はエコーニュースがX(ツイッター)にて音喜多駿議員に質問したことで出てきた話題です(文末に参考リンクがあるので必要に応じて参照ください)。

まず維新・音喜多駿議員の政治資金ベビーシッター代計上は適切なのかと言われると、これは首をかしげざる得ないでしょう。

私達国民は経費にベビーシッター代を計上することはできないからです。

個人事業主は「事業の直接的なコストではない」ということで経費計上することを基本的に認められていません。これは何かと忙しい片親世帯でも同じ。

そのため政治家だったらいいのか?という疑問が出てくるのは当然のことでしょう。

先に少し例を出した飲食費、ヘアメイク費用、ボイスレッスン費用などは一般の個人事業主などでも経費計上してケースがあるので経費計上している事自体は特に問題に感じませんが(金額にもよりますが)、ベビーシッター代という一般の国民が経費計上できないものを政治家が経費計上するというのはおかしいと感じます。

 

音喜多駿議員事務所職員の福利厚生目的ならOKかも

ただ音喜多議員事務所職員の福利厚生目的なら、もしかしたらOKかもしれません。

ボランティアの人の福利厚生は無理筋だとは思いますが、音喜多議員事務所職員の職員に子供がいた場合、そのベビーシッター代を出すというのは許される範囲かも(ただし自信はない)。

ただし、こちらも金額が適切なのか?など議論はあるかもしれません。

また職員に子供がいなかったら経費計上できないのは言うまでもありません。

 

その他、ネットの反応など

その他、ネットの反応はざっと以下の通り。やはりおかしいのでは?という意見が多数出ています。昨今は自民の裏金問題にあるように「国民は駄目で政治家だけが許されるのはおかしい!」という意見が多いので批判が多いようです。

今回は一例のみですが他にも同じような意見が多かったです。

音喜多駿議員がベビーシッター代を経費計上するのはおかしいという意見がほとんどでした。

https://twitter.com/sekaino_umichan/status/1765656211565998220

そもそも一般国民はベビーシッターなど頼むことは金銭的に不可能。託児所、保育園などを利用しますがそれも経費では認められません。

それなのに特権階級のようにベビーシッターを頼み、更にはそれを経費にするというのは感情的に許せないという人も多いことでしょう。

また同じような理論を積み重ねれば家政婦などもOKとなりかねません(ベビーシッターと同じく子供を見てもらっているからOK、政治活動で忙しいから家政婦の利用はOKなどの理屈)。

やはり議員がベビーシッター代は経費計上すべきではないというのが一般的な考え方ではないかと感じます。

また関係者や地元で比較的有名な人にベビーシッターを頼むことで集票を頼んでいる可能性もあるのでは?という推測もありました(こちらはあくまでも推測レベル)。

 

まとめ

維新・音喜多駿議員の政治資金ベビーシッター代計上についてまとめました。

音喜多駿が子育てのモデルケースとして自ら率先してベビーシッター代を経費計上したのかもしれませんが、一般国民が認められていないことならばそれはやはり問題だと感じます。

政治家なので法律を作り仕組みを変えてからやるべきだと思います。

参考サイト⇒日本維新の会 音喜多駿政調会長 子のベビーシッター代金207万4565円を維新支部の政治資金で支出・・・政治資金収支報告書とツイート取材で判明(エコーニュース)


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