室井佑月が変わった?フェミニスト批判をどう見る?

室井佑月が変わった?フェミニスト批判をどう見る?芸能人

「室井佑月さんが以前と変わった」と指摘する人が増えているようです。フェミニスト批判することも多く、その立ち位置が理解できないという人も多いようです。

では実際に室井佑月さんは以前と変わってしまったのでしょうか?

室井佑月さんの発言内容なども踏まえ考えていきたいと思います。少しずつ下がって確認ください。


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室井佑月が変わった?フェミニストを批判

最近の室井佑月さんはフェミニスト批判をすることが増えているように感じます。

室井は「一部のフェミニストの行儀の悪さに多くの人が嫌悪感を抱いているのに、今までそれを指摘できなかった」とツイート。「彼女らが差別されている側である、という被害者ポジションを取るからだ。でも、それはある地域の人間であると嘘をつき、批判するものは差別主義者であるとレッテルを貼るならず者の手法です」と持論をつづった。
引用元:室井佑月 一部フェミニストに持論「行儀の悪さに多くの人が嫌悪感を抱いている」「ならず者の手法」(2022年10月9日スポニチ)

フェミニストという言葉の意味は「女性の権利を尊重し、女性に対する不平等の解消を唱える人」のことを指します。政治思想で言えば保守系よりもリベラル寄りの考え方と言えるでしょう。

室井佑月さんの立ち位置もリベラル寄り、フェミニスト寄りと思われます。その立ち位置なのにフェミニストを批判しているということでびっくりする人も多いようです。

 

室井佑月さんが批判するのは行き過ぎたフェミニズム

私が室井佑月さんのコラムを見ている限り、彼女が批判するのは行き過ぎたフェミニズムだと感じます。

(「不同意性交罪」について)「同意しない意思を形成し、表明し若しくは全うすることが困難な状態」だと、あとからいくらでも「困難だった」といえ、事実上、お酒を飲んで性交渉することが不可能になりかねない(少なくとも恐ろしくてできない)という問題提起がされる。こういうことを述べると、せっせとロビー活動をするようなフェミニストたちは、「私たちはそのようなことはいってない。それはデマだ」といってくる。ミソジニーだのアンフェだの、レッテルを貼って。
引用元:室井佑月「カルトフェミ」(2023年4月20日AERAdot.)

例えば「不同意性交罪」が成立するならば、お酒を飲んでの性交渉は全て罰せられる可能性があります。

女性側もしくは男性側が後に相手を憎んでしまった場合など、後からいくらでも犯罪をでっち上げができてしまうわけでそれは恐ろしい世の中になってしまうのでは?お酒を飲んで性交渉などできない世の中はおかしいのでは?というのが室井佑月さん主張になるのでしょう。

それに対してその法案を通そうとしているフェミニストの人たちは室井佑月さんを批判するわけです。

室井佑月さんから見れば行き過ぎたフェミニズムであるが故におかしいと問題提起するわけですが一部フェミニストから見れば室井佑月さんがおかしいとなっているわけでそこに対立が生じています。

 

室井佑月さんはフェミニスト寄りの立ち位置

現実的に見て室井佑月さんはフェミニスト寄りの立ち位置と言えるでしょう。女性差別は許されないと以前から主張しています。

そんな室井佑月さんでも今のフェミニストは行き過ぎていると感じています。

例えば女性差別を許さないと主張しているフェミニストの人たちが草津町の問題では根拠もなく草津町長や草津町を批判していたわけです。

それは間違っていた、申し訳ないと謝罪する必要がありますが謝罪しているのはほんの一部でその議論からは逃げています。それに苦言を呈したのが室井佑月さんなのですが、、、

フェミニストの人たちから見たら室井佑月さんに裏切られた、室井佑月さんは変わったと見えてしまったのかもしれません。

 

室井佑月さんは変わっていない

個人的には室井佑月さんは変わっていないと感じます。

純粋で正義感が強いので自分が正しいと思ったことは敵味方関係なくそのまま発信する。そうすると主張が全く違う人からだけでなく主張が比較的近い人からも批判されてしまう。

それが今の状況だと思います。

それは今の政治にも近いと感じます。今の政治では野党連合がありますがその野党でも温度差があります。立憲と共産党は野党連合の中心的存在ですがその両者には大きな溝がある。

今の室井佑月さんの立ち位置を政治に当てはめてみると、立憲の人が共産党の考え方はさすがに行き過ぎだと批判しているようなものです。

ただし現実問題として、野党連合の場合は選挙の結果がすぐに求められるので立憲の人は共産党との対立を避け批判しません。

室井佑月さんの場合はそういった結果をすぐに求められているわけではないのでフェミニストの人でもおかしいと思ったことはそのまま批判する。

それに対してフェミニストの人たちが室井佑月さんに裏切られたとして批判し対立している状況と思われます。

 

室井佑月さんとフェミニスト、どちらが正しい?

この辺り、人によって考え方や行動も変わってくることでしょう。これまでの女性差別は許さないと考えている人でも「昨今のフェミニストとは一緒にされたくない」と考え批判する人も多いです。

「フェミニストの人たちの言動が行き過ぎている」と感じながらも賛同しないと世の中が変わらないということで目をつむる人もいることでしょう。

そして「今のフェミニストの人達の行動は絶対に正しい」としてとにかくその正当性を主張する人もいる。

それぞれ自分の正義で動いているわけで何が正しいとは言い切れません。

しっかりとそれぞれの主張に耳を傾けて自分なりの意見を作っていただければと思います。


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