7月4日の東京都議会議員選挙で当選した都民ファーストの木下ふみこ都議が免停、すなわち免許がない状態で運転し事故を起こしたことが明らかになりました(後に都民フから除名処分)。
事故を起こしたのが選挙前の7月2日ということでその事実を明らかにしないままに選挙をしたということで批判を受けています。
また免停中の無免許運転について「免停期間が終わったと勘違いした」と釈明していますがそれについてもおかしいという批判の声が上がっています。
また南雲由子氏がフェイスブックで状況を説明、仲間にも嘘を付いているようです。
- 事故を隠していた問題
- 免停期間を勘違いしていたというおかしな説明についての問題
- 同じ都民ファーストの南雲由子都議にも嘘をついていた疑惑
- 何度も無免許運転をしていたという疑惑
その辺りの木下ふみこ都議の無免許運転事故関連の経緯や疑惑などについてまとめていきます。
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木下ふみこ都議が免停中に車を運転して事故(7月2日)
まず問題の発端は木下ふみこ都議が7月2日に免停中に車を運転して事故を起こしたことでした。
東京都議会議員選挙に都民ファーストの会から出馬し、4日に当選した木下ふみこ議員が、7月2日に交通事故を起こしていたことがわかった。
警視庁は、免許停止期間中で無免許だったとみて調べている。
引用元:【独自】都民ファ・木下ふみこ都議が衝突事故 無免許か(FNN)
免停期間中は文字通り免許を停止されているので、その期間に運転したとなると無免許運転となります。
「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」ということで、おそらくは実刑判決は出ず罰金刑になると思われます。当然のことながら無免許運転は法律違反なので前科が付くことになります。
事故については、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑い、無免許運転については道路交通法違反の疑いで調べられるとみられます。
一般人ならば逮捕されるような案件、都議としてふさわしくないという声が上がっていますが当然のことでしょう。
木下ふみこ都議は免停期間を間違えて乗ったと説明
木下ふみこ都議は取材に対して「免停中だったが期間を間違えて乗ってしまった」と話しているとのことです。
しかしながら間違えることはあり得ないという指摘が出てきています。
免許停止の場合はその旨の通知が届き、それに応じて出頭し免許を返納してから始まります。すなわち免停期間が終わったら再び警察に行って免許を再びもらうわけです。
まだ免停中だったということは免許をもらっていないわけで間違えたり勘違いするはずがありません。当然、そのような説明は警察からも受けていることでしょう。
一般の人からもまず間違えや勘違いはあり得ないという声が出ています。
この人は馬鹿か嘘つきか?
免停になったら免許証の返納と期間終了後に返還があるわけで、間違いようがない。
それを理解できない馬鹿か、故意犯を誤魔化す嘘をついたか?【独自】都民ファ・木下ふみこ都議が衝突事故 無免許か | FNNプライムオンライン https://t.co/Rf1zD7apqU
— cozy_garbage (@CozyGarbage) July 5, 2021
木下ふみこ都議は以下について回答する必要があるでしょう。
- 免停期間はいつからいつまでのつもりだったのか?
- 警察からは免許をもらうまでは運転してはいけないと説明を受けなかったのか?
- 免許を保持していないのに運転したのは何故なのか?
免停期間を間違えるというのはありえないと実際に免停になった人は皆、口を揃えているようです。
木下ふみこ都議は都民ファーストを除名処分
その後、木下ふみこ都議は都民ファーストを除名処分となりました。それなりに重い処分ですが本来ならば議員辞職を求めるべきでしょう。
とかげの尻尾切りという印象は拭いきれません。その辺りの理由も明らかになっているようです。
都民ファは5日深夜、木下氏を除名処分にしたと明らかにした。永田町関係者は「3か月以内に辞職すると自民党候補が繰り上がるので、議員辞職までは迫らないでしょう。議員の出処進退は自分で決めるもの。コンプライアンスのかけらもない議員が居座り、4年間で1億円近い税金が支払われることになれば、政治不信が高まるだけです」と話す。
引用元:「免停中の人身事故隠蔽」木下ふみこ氏は除名処分…都民ファが辞職を迫らない事情(東スポ)
どうやら議員辞職すると自民党議員が繰り上げ当選になるので都民ファーストとしては議員辞職までは求めないらしい。東スポとは言えこれは信憑性が高いですね。うわぁ、、、真っ黒の政治の世界。
都民フの南雲由子都議にも嘘を付いていたことがフェイスブックで明らかに?
最初は当院停止処分だったのが除名処分に重くなった背景には同じく都民ファーストの南雲由子都議にも嘘の説明をしていたことが引き金になった可能性があります。
私は当日応援に入る予定だったため、7/2(金)の8:00頃に●木下氏が自分の車で接触事故を起こした●今回の事故で免許停止になったため、運転出来る人を警察署に送ってほしいと木下氏自身から連絡を受け、ボランティアが1名警察署に行きました。その後、木下氏は警察署や保険会社との事情聴取等を受け、終了後に再び合流しました。
私が当日聞いていた事実とは異なり、免許停止で運転して事故を起こした、ということは私は先ほど7/5(月)の報道で知りました。
政策に期待し全力で応援した分、私自身心からショックを受けています。
引用元:南雲由子都議のフェイスブック
免停中の事故だったというのは事故現場の検証ですぐに明らかになったことでしょう。また警察署でもそのように伝えられたことでしょう。
それにも関わらず木下ふみこ都議は南雲由子都議に対して「事故を起こして免停になった」と嘘の連絡をしていたようです。
助けを呼んでいるにも関わらず嘘の説明をしていたということで、仲間内にも嘘を付いていたということです。南雲由子都議もショックを受けているとのことです。
先の免許期間の勘違いとかいう言い訳も嘘の可能性が高く、嘘に嘘を上乗せしているように見えます。
木下ふみこ都議は免停中に何度も運転していた?
更には木下ふみこ都議は免停中に何度も運転をしていたという情報も出ています。
日本維新の会の松本みつひろ区議はツイッターで「選挙期間前、期間中の両方で、木下都議が自ら車を運転して、二連ポスターの貼り替えやテープ流しをしているところを何度もお見かけしました。免停の期間は最短で30日ではなかったか。人身事故は免停最終日ということだが、その前も免停期間中であることを認識して運転していたのではないですか」と指摘した。
また都議選で、木下氏と同じ板橋区選挙区から立候補していた日本維新の会の前田順一郎氏もツイッターで「告示日直前の6月21日に志村坂上でご自身が街宣車を運転しているのを、私はハッキリと見た。私は自分の街宣車のマイクでご挨拶をしたが無視されたので、良く記憶している」と投稿
引用元:免停中に人身事故の都民ファ・木下ふみこ氏 事故前も運転していた(東スポ)
選挙期間前、期間中の両方で、木下都議が自ら車を運転して、二連ポスターの貼り替えやテープ流しをしているところを何度もお見かけしました。免停の期間は最短で30日ではなかったか。人身事故は免停最終日ということだが、その前も免停期間中であることを認識して運転していたのではないですか。 https://t.co/bCNX0kQnoe
— 松本 みつひろ 杉並区議会議員(日本維新の会) (@MATSUMOTO_Mits) July 5, 2021
大事な点なので記載しておく。告示日直前の6月21日に志村坂上でご自身が街宣車を運転しているのを、私はハッキリと見た。私は自分の街宣車のマイクでご挨拶をしたが無視されたので、良く記憶している。
免停中に事故の都議「2日から運転できると勘違いした」 https://t.co/cuF3Yhvigu
— まえだ順一郎(公認会計士) (@maejun_jp) July 5, 2021
私も選挙期間中と前で木下さん自ら運転しているところを数回目撃しています。
私の記憶が確かなら『やなチャン』の撮影がきた日、映像には無いですが、柳ヶ瀬さんが演説されている途中で、木下さんが小池知事の音声を流しながらお一人で運転して板橋駅のロータリーに来ました。https://t.co/FC5unBBGI9 https://t.co/snNXkpAu0k— 大森大 (@dai5599) July 5, 2021
これが本当ならば免停期間を勘違いしていたのではなく、単なる違反の常習犯です。知っていて犯罪を重ねているわけで罪は更に重いと言えるでしょう。しかもそこでも嘘を付いているわけで説明は嘘ばかりというということにもなります。
木下ふみこ都議は早急に全てのことについての説明をすべきでしょう。
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