平成時代(1989年~2019年)には、多くのユニークな文化や流行が生まれました。最近の若者に聞いても知らないような話も多いです。
平成とされるおよそ1990年~2020年の約30年に何があったのか?
ここでは平成を象徴する「あるある」な出来事や流行をランキング形式でご紹介します。
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1. ガラケーの普及
平成初期(1990年代後半)
ガラケーが始まったのは1990年代後半で平成初期になります。正式名称は「フィーチャーフォン」ですが、ガラパゴス諸島に由来する「ガラパゴスケータイ」という略語で呼ばれることもあります。
折りたたみ式の携帯電話が広まりメールや着メロが大人気に。今の携帯電話はスマートフォン(スマホ)という名称でインターネットも使えますが当時はほぼ電話とメールだけの用途でした。ガラケーは2000年代は使う人が多かったのですがスマホが普及したことで2010年代(平成後期)にほぼ使う人がいなくなりました。
2. プリクラ
平成初期(1990年代後半)
プリクラはアトラスが1995年7月にゲームセンターで初めてリリースした「プリント倶楽部」が元祖。友達と一緒に気軽に写真が撮れるということで若者の間で大流行しました。
プリクラのブームのきっかけはSMAPが出演していた番組「愛ラブSMAP!」で取り上げられたことと言われています。
プリクラで撮影した写真を貼るプリ帳なんてのもありました。
今でもプリクラはありますが当時は今と比べ物にならないぐらいの凄い人気でした。
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3. ポケベル
平成初期(1990年代初頭)
ポケベルは1968年で日本でもサービスが始まっていましたが当初は着信音のみでそれほど普及はしていませんでした。しかしながら1987年に端末に数字を表示できる機能が追加されたことで一般への普及が急速に進みました。
1990年代に入るとテレビドラマ「ポケベルが鳴らなくて」が大ヒットし、女性から人気が広がったと言われています。
その後は携帯(ガラケー)の普及で衰退し2000年代には使う人はほとんどいなくなりました。
4. インターネットカフェ
平成中期(2000年代初頭)
気軽にインターネットを利用できる場所として都市部を中心に人気を集めました。
当時は一般普及しているインターネットの使い放題サービスのスピードは遅く値段も高かったのでインターネットカフェを使う人が多かった。
現在でもインターネットカフェはありますが人気は陰りが見え淘汰が進んでいます。
5. カラオケボックス
平成初期から中期(1990年代から2000年代)
カラオケボックスは友達や同僚と楽しむ定番の娯楽として多くの人々に親しまれました。1996年頃にピークに達し16万680部屋となったと言われています。
今でもカラオケボックスはありますが当時の人気に比べるとかなり下火になっています。
6. ファミコンからゲームボーイ、プレイステーションなど
平成中期(1990年代後半)
ゲーム機の進化が進み、家庭用ゲームがよりリアルになりました。
任天堂のファミコンはゲームボーイなど携帯ゲームとスーパーファミコンに枝分かれ。ゲームボーイは任天堂DSなどに、スーパーファミコンはWillなどに更に進化していきます。インターネットにも繋がるように。その後はWillUなど再びセットに。
ソニーのプレイステーションも家庭用ゲームが携帯ゲームとテレビゲームに同じように枝分かれするなど、平成の時代に大きな進化を遂げています。
7. アムラー現象
平成中期(1990年代後半)
1996年前後、安室奈美恵さんのファッションを真似する若者が続出し、社会現象となりました。
「アムラー」はユーキャン新語・流行語大賞でも入賞しています。
8. たまごっちブーム
平成中期(1990年代後半)
育成ゲーム「たまごっち」は1996年11月に初めて発売されました。たまごっちは小さな液晶画面上でデジタルペットの世話をすると「まめっち」や「おやじっち」といったキャラクターに成長するゲームです。
社会現象となり入手困難に。大人が子供のためにおもちゃ屋さんに並んで購入する姿もありました。海外でも大人気になっています。
令和に入ってもその流れを受けた新しい進化したたまごっちが静かなブームとなっています。
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9. 携帯ストラップ
平成中期(2000年代初頭)
携帯電話を個性的に飾るためのアクセサリーとして、多くの人々に愛用されました。
ストラップがあると両手を空けられるため外出時にスマホをポケットやカバンから取り出す手間が省け更には落下も防げるということで利便性がよく、更には様々なデザインのストラップが出たことでファッションとして人気になっています。
時代は変わり令和になってからはショルダーストラップが人気になっていますね。
10. デジタルカメラ
平成中期から後期(2000年代)
デジタルカメラが一般に普及したのは1995年にカシオが発売した「QV-10」のヒットが大きいと言われています。低価格化が進んだことで入手しやすくなりました。
それまでのフィルムカメラは現像の手間がありましたがデジタルカメラになることでその手間がなくなり写真撮影がより手軽になりました。
最初は性能が低くお遊び感覚でしたが、その性能がアップするに従いフィルムカメラのシェアを奪うことになりました。
2010年代にスマホが普及したことで一般の人へのデジタルカメラの人気は落ちましたが、天体観測や風景画などの撮影など写真を趣味に使う人に対する高性能デジタルカメラの人気は今でも根強いものとなっています。
まとめ
これらは平成時代を彩った文化や流行です。それぞれの時代背景を振り返りながら、懐かしい思い出に浸ってみてはいかがでしょうか。
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