今回は林修(林先生)の名言を詳しく解説します。
林修さんは予備校講師、タレントとマルチに活躍されています。年収は相当に高いと思われ1億を超えているとも言われています。凄いですね、、、。
しかしながら誰よりも努力し多くの失敗をしていることはあまり知られていません。それを知ることが林先生を表面的に捉えるよりも大切なのは言うまでもないでしょう。
そして林先生の努力や失敗に対する考え方は名言となって現れているのでしっかりと理解し把握しましょう。浅く理解し誤解している人も多いので凄くもったない。
- 林先生の努力についての名言3つ
- 林先生の失敗についての名言2つ
- 林先生の好きなことを仕事にすることについての名言2つ
以上、林先生の8つの名言について詳しく解説していきます。少しずつ下がって確認ください。
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林修(林先生)の「努力」に関する名言
林先生のは予備校の講師だけあって努力について様々な言及をしておられます。やはりなかなな努力できないという人を多く見てきたからでしょう。また努力しても成果が出ない人も多数見てきたからでしょう。
ではどうすれば努力は報われるのでしょう?努力に関する林先生の名言を解説していきます。
努力は裏切らないっていう言葉は不正確だ
まずは努力は裏切らないっていう言葉は不正確だという衝撃的な言葉から始まる名言です。
努力は裏切らないっていう言葉は不正確だ 正しい場所で、正しい方向で、十分な量なされた努力は裏切らない |
「努力は裏切らない」という言葉は一般的には成功や成果を得るためには努力が必要であるという意味で使われます。
しかし、林先生は努力が成功を保証するわけではなく、その努力が正しい場所・方向で行われ十分な量であることが重要としています。これは何を意味しているのでしょう。
まず、「正しい場所で」という表現は努力をする目的や目標に合致しているかどうかを指しています。努力を適切な場所に注ぎ込むことで、その努力がより効果的になります。例えば、特定のスキルを伸ばすために関連するトレーニングや学習に努力を向けることが重要です。適切な場所で努力することによって、目標に向かって進む道筋が明確になり、成果を上げやすくなるのです。
次に「正しい方向で」という表現は努力の方向性や方法が適切であることを指していると思われます。
努力を目的に合わせた計画や戦略に基づいて行うことが重要です。短期的な利益や誘惑に惑わされず長期的な目標に向けて着実に努力を続けることが必要。正しい方向性で努力することによって、成果を最大化し効率的に目標を達成することができます。当然のことながら間違った方向に努力を続けてしまうと短期的に成果が出ているように見えても長期的に成果を得ることはできません。
そして、「十分な量なされた努力」という表現は努力の量や継続性が重要であることを示しています。成功や成果を得るためには一時的な努力ではなく、持続的な取り組みが必要です。短期的な困難や挫折そして誘惑などに打ち勝ち、必要な時間とエネルギーをかけて努力を続けることが重要です。十分な量の努力がなされることによって、成果を得る確率が高まります。
例えばダイエットでは継続的な努力が必要なのはすぐに分かることでしょう。1日でもサボると取り戻すのに3日以上かかってしまうこともありえます。
つまり、林先生は「努力は裏切らない」という表現をより具体化しています。単に努力をするだけではなく効果的に、そして継続的に努力を続けることが成功への鍵となるのです。
残念ながらいくら努力しても間違った努力は成果に繋がりません。
自分が勝てる場所で努力しなきゃ
他にも林先生は努力に関する名言を残しています。努力についての話ですが先程と同じく「場所」という単語も使っています。
自分が勝てる場所で努力しなきゃ |
林修先生の「自分が勝てる場所で努力しなきゃ」という言葉は「自己理解」をすすめることの重要性、そして「環境や競争相手の設定」の重要性を強調していると思われます。
まず「自己理解」は自分自身の能力や才能、興味関心を正しく理解することが重要であるという意味があります。自分が得意とする分野や興味のある分野に努力を注ぐことでより効果的な成果を得ることができます。自己理解を深めることによって、自分自身の強みや弱みを把握し、自分にとって最も成果を上げやすい努力をすることが可能となります。
自分を評価するのは困難なので、時には他の人に客観的な評価をしてもらう必要があるかもしれません。
そして「勝てる場所」を言い換えれば「環境や競争相手の設定」になると思われます。自分の能力や特性に合った環境や競争相手を見つけることが必要ということです。すなわち努力をする場所や環境を選ぶ際には自分の強みを最大限に生かせる場所や自分自身を刺激して成長させてくれる場所を選ぶことが重要。
自分が得意とするスキルを活かせる職業や学問の分野、自分と共通の目標を持つグループやコミュニティなどが「勝てる場所」であり「環境や競争相手の設定」することに繋がります。例えば受験生であれば予備校に通うことは「勝てる場所で努力する」ことが努力が効果に繋がることでしょう。ビジネスでの独立や成功を考えているならばビジネスコミュニティなどに入り切磋琢磨することが成功に繋がることでしょう。
しっかりと自己分析し環境や競争相手の設定することで努力の効果は最大限に発揮されます。
(勝てる場所で努力というと「弱い相手のいる場所で戦えば勝つことができる。なので場所の設定は必要」という意味合いもあります。林先生は1個でも勝てるところがあればそこで努力をすることも推奨しています。1つでも強みがあれば道は開ける。自信にもなります。ただし努力が必要なのは言うまでもありません。たいした努力もしない勝利は長くは続きませんので)
努力を努力と思わないほどに努力をすることが当たり前
他にも努力に関する言葉はあります。今度の話はちょっと厳しい話ですが努力するのは当然という話。
努力を努力と思わないほどに努力をすることが当たり前 |
林先生の「努力を努力と思わないほどに努力をすることが当たり前」という言葉はちょっと耳の痛い話かもしれません。努力が必要なのは当たり前だけど、ほとんどの人がその努力を続けることは困難だと感じているからです。当たり前の話をされてもできないものはできないと感じるかもしれませんね。
「結局は努力を続けられるのも才能だよね」と感じて努力を続けられなくなってしまうかもしれません。しかしながら、そのように感じてしまう人は林先生の言葉の意味を半分も理解していないと言えます。
では私達は「努力を努力と思わないほどに努力をする」という言葉をどのようにとらえたらいいのでしょう?
それは努力を習慣化し自然な行動として取り組むことだと考えてください。例えば私達は毎日のように歯をみがき、顔を洗って会社や学校に当たり前のように行きます。しかしながらこれを努力として認識している人はほとんどいないでしょう。当たり前の習慣なのです。でも実はできない人にとってはすさまじい努力に見えるのです。
すなわち努力ではなく習慣化することが大切だと考えてください。努力を日常の一部として当然の行動にするのです。もちろん、いきなりすさまじい努力を日常の一部にすることは困難でしょう。最初は例えば1分だけでもいいです。これまで習慣となっていなかった努力をして、それを習慣化するだけでもいいです(スポーツ選手なら毎日腕立て10回でもいいです)。それを継続していきましょう。それができたら次は10分にチャレンジ。おそらく1ヶ月も続けることができればそれが当たり前の習慣となっていきます。
そうなると努力が自然な習慣となりそれを意識することなく積み重ねることができ、成果もより確実に得られるようになっていきます。
可能であればそれが一定期間続けば自分に褒美を与えてください。そうすれば努力を習慣化することがより楽しみになっていくことでしょう。
成功する人は努力の習慣化を当たり前のようにしています。意識せずに努力しているのです。
普通の人はいきなりそれは難しい。最初は意識する必要はありますがそれを当たり前の行動として習慣化できればいつしか努力を無意識にできるようになり成功している人に近づくことができます。
林修(林先生)の「失敗」に関する名言
次は林先生の「失敗」に関する名言をまとめます。林先生は凄い成功者に見えますが若い時にはたくさんの失敗をして多額の借金を抱えていました。
そんな失敗を乗り越えてきたからこそ、今の林先生があるのでしょう。誰よりも失敗の大切さをしっています。
一方で私達は失敗を恐れます。嫌がります。どのように失敗を考え克服していけばいいのか?林先生の名言から考えていきましょう。
大切なのは失敗体験ですね
林先生は失敗の大切さを教えてくれます。
大切なのは失敗体験ですね。 たくさん失敗したら自分の負けパターンがわかってくる。 そしたら、そうならないように先手が打てるようにもなります。 |
林先生は成功するためには「失敗が必要」ということを教えてくれています。これは言い換えれば「失敗を恐れずに立ち向かえ」ということでしょう。
私達は過度に失敗を恐れて行動できないことが多いのですが現実には失敗しないと成功はありません。世の中の成功者もほぼ全ての人が失敗から学んで成功しているのです。
輝かしい成果を出している人を見ると「あの人たちは失敗などしないだろう」と感じるかもしれませんがその逆です。誰よりも多くの失敗をしているからこそ成功できているのです。
よく言われるところの「失敗は成功のもと」という言葉は正しいのです。
となると、成功するためには失敗を多くすることが大切、言い換えればチャレンジし続けることが大切です。
もちろん失敗の分析は必要。同じ失敗をするだけだったら意味がありません。それが林先生の言うところの「たくさん失敗したら自分の負けパターンがわかってくる。そしたら、そうならないように先手が打てるようにもなります」に繋がります。
負けパターンというのは人によって違うので自分が体験するしかありません。失敗を繰り返すことで自分の負けパターンを把握し、次はそうならないように先手を打ってチャレンジしていくことで着実に成功に近づいていきます。
それは自己理解とも言えます。負けパターンを把握することは自分自身の弱点や課題を理解することです。自分がどのような行動や思考パターンによって失敗に至るのかを把握することが重要です。
ある意味でゲームのようなものです。ゲームではたくさんチャレンジしたくさん失敗をしつつ、同じような失敗を繰り返さないように創意工夫をしてゲームクリアに向かっていくことでしょう。1つのゲームで自己分析がしっかりとできれば他のゲームでも失敗パターンは似ているので成功は早くなります。
私達の人生も同じです。失敗を恐れずに挑戦し、失敗から学んだ知識や経験を生かして事前に問題を予測し、対策を講じることで失敗を未然に防ぐことができより良い結果を生み出すことができます。そして次のチャレンジでも自分を分析し把握することで少ない失敗で成果をあげることが可能になっていき好循環が生まれます。
生徒にもよく言うんだけど若さの特権はたくさん失敗できることです
林先生はたくさん失敗ができることは若さの特権という話もしておられます。
生徒にもよく言うんだけど若さの特権はたくさん失敗できることです。 人生で勝ちたかったらたくさん失敗してそこから学んでいくしかない。 |
林先生は若いうちに失敗を積極的に経験することが重要であると指摘しています。失敗は学びの機会であり、成長のための重要なステップです。若さの特権を活かして多くの失敗を経験しその中から学び成長することが求められます。
先程も紹介したように、失敗は成功への道のりにおいて避けられないものです。成功者はより多くの失敗をしている。そのため林先生は人生で成功したい場合、たくさんの失敗を経験しその中から学んでいくことが不可欠であると述べています。
失敗から様々なことを学び、反省し、改善点を見つけることで、次回は同様の失敗を避けることができます。負けパターンからの脱却です。失敗からの学びを活かしてより良い結果や成果を得るために努力することが重要です。
そうなると誰でも同じように失敗を繰り返せばいいと感じるかもしれませんが、ここで問題になるのは年齢です。若い時には失敗も許されますが年齢を重ねた人の失敗は許されない傾向にあります。
例えば入社から数年の社員の失敗はたいして問題になりません。会社に対する被害も軽微であり借金を負わされるようなこともないでしょう。最悪、会社をクビになったとしてもやり直しがききます。しかしながら年齢を重ね部長などの役職についている人の失敗は会社に対する被害も大きいことから大問題として認識される傾向にあります。クビになった場合、次の職を探すのはかなり大変で待遇はかなり落ちてしまうことでしょう。
失敗は大切ですが、それを繰り返しできるのは若い人だけです。その若さの特権を活かして失敗をしないと歳を重ねた時に大変なことになります。
若いうちはどんどんチャレンジし失敗して大きく成長していきましょう。失敗は成長と学びの機会であり成功への道において不可欠な要素であるのは先にも述べた通りです。
林修(林先生)の「好きなこと」に関する名言
林修(林先生)の「好きなこと」に関する名言もあります。
最近の若い人は「ユーチューバーになりたい」という人が多いようです。好きなことが仕事になれば最高という考えであり、それはある意味甘えかもしれません。それに対する林先生の警笛のような言葉を確認ください。
好きなことは趣味でやればいい
「好きなことは趣味でやればいい」という言葉も強烈ですね。痛いところを突かれたと感じる人も多いのではないでしょうか。
好きなことは趣味でやればいい。 仕事っていうのはお金をもらってやることだからそれはお金を払う人に対して責任を取らなきゃいけない。 こっちが好きか嫌いなんかどうでもいい。向こうがお金を払ったことに対して責任をとれるか。 そういうことがちゃんとできてるってプライドが持てるか。そこだけでいいと僕は思う。 |
林先生の上記の言葉は仕事において「自己の責任を果たすこと、お金を払ってくれる人に対して信頼と価値を提供すること」の重要性を強調しています。
好きなことを仕事に選ぶのは全く問題ないのですが、仕事で重要視されるのはそこではないということです。プライドを持って自分の責任を果たすことが何よりも重要。好きだけではやっていけないことも多い。やはり大事なのは責任感とプライドなのです。
時には「好き」であることが仕事の邪魔になることもあります。好きであることで必要以上のクオリティーを求めようとしたり顧客の仕事に対する意見の相違が我慢ならなくなったりすることもあります。仕事において何よりも大事なのは「信頼と価値を提供すること」から考えると、好きなことが仕事でない方が良いケースも多い。
仕事に責任感とプライドを持つことが大切。そういう考えができれば顧客は継続的、そして積極的にあなたを選んでくれることでしょう。そこまでできれば一人前と言えます。
好きなことはお金を払ってやる
再び好きなことを仕事にすることについての警笛のような言葉になります。
好きなことはお金を払ってやる。 仕事はお金をもらうことだから自分がやれる、やるべきことをやるていうのが僕の考え方。 |
林先生は自分に好きなことを仕事にすることの問題を指摘していると思います。
先にもあったように仕事は「相手がお金を払ったことに対して責任をとれるかどうかであり、そこにプライドが必要」です。
あなたの仕事で顧客が満足を得てもらわなければいけないのです。もちろん好きなことを仕事にするのは全く構わないのですが、それとは全く関係なく顧客に満足してもらえるのかどうか?信頼を得ることができるのか?それが何よりも大切なのです。
そうなると好きなことを仕事にしているようで実は、好きなことを好きなようにできず楽しめなくなっていく可能性があります。せっかくの好きなことが嫌いになる可能性もあるかもしれません。
それならばいっそのこと好きなことはお金を払って、自分が好きなようにやればいいのです。そうすれば好きなことを最大限に楽しむことができ充実した生活を送ることができるでしょう。
まとめ
今回は林修(林先生)の名言を詳しく解説しました。
人によって名言の捉え方は異なります。あくまでも1つの参考としていただければ幸いです。
「その解説は間違っている!」と感じる人も多いことでしょう。コメントなどで指摘いただければ幸いです。
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