日本テレビの人気番組「ぐるぐるナインティナイン」内のコーナー、「ゴチになります!」は長年に渡って人気のある長寿企画です。
このコーナーでは、レギュラーメンバーとゲストが高級レストランで料理を注文し、設定された金額に最も近い参加者が勝者となります。しかし、最も遠かった参加者は全員分の食事代を自腹で支払うというスリリングなルールもありそれが魅力となっています。
更に1年の最終戦までの結果を集計してビリになった人はクビでレギュラーメンバーから外されてしまうという過酷なルールも。最悪の場合はたくさん自腹お金を払って更にはレギュラー番組も外されてふんだりけったりの状態になってしまいます。
この記事では、その辺り「ゴチになります!」のルールを詳しく解説します。少しずつ下がって確認ください。
この記事を読むと分かること
- 「ゴチになります!」の基本ルール
- 特別ルールや賞金について
- クビ制度とその影響
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「ゴチになります!」とは?
「ゴチになります!」は、日本テレビのバラエティ番組「ぐるぐるナインティナイン」の一コーナーで、1998年から続く人気企画です。
このコーナーでは、レギュラーメンバーとゲストが高級レストランで料理を注文し、設定された金額に近い参加者が勝者となります(ただし、後に紹介するピタリやニヤピンの金額でなければ1位であっても特に勝者特典はありません。1位でも2位でも3位でも同じ)。
逆に最も遠い参加者が自腹となり参加者全員の注文した金額を支払うという過酷な戦い。自腹になるとおよそ10~15万円の支払いになるという悲惨な結果に。
これが年間でおよそ24戦ぐらいあります。
ぐるナイ、ゴチになります!の基本ルール
このゴチになります!の基本ルールを説明します
最も金額を外したら自腹
ゴチの一番の基本ルールは注文した商品の金額を大きく外したら全員分を自腹で支払うというものです。1人分はそれほどではなくても全員の分となると10万円を余裕で超すのでかなり過酷。
- 参加者は年間レギュラーメンバー6人とゲスト(1人~2人)で毎回7~8人での戦い
- 参加者は価格が表示されていないメニューの料理を複数注文
- 設定金額に近い参加者が勝利し、最も遠かった参加者は全員分の食事代を自腹で支払い(プラスマイナスは関係なく設定金額から遠い人が負け。設定金額から同じ差の場合は自腹を折半します)
クビレース(1年間の戦い)
そしてゴチのもう1つ過酷なのは年間のクビレースです。
- 1年間(24戦ぐらい)の合計自腹総額が多かったレギュラーメンバーはクビとなり、新しいメンバーが翌年から加わる(クビになるメンバー数は1~3人でルーレットで決まります)
(クビレースについてはもう少し下に詳しく解説します)
ぐるナイ、ゴチになります!の特別ルールと賞金
特別ルールもあるのでチェックしておきましょう。
おみや
おみや(おみやげ)は毎回あります。おみやはそれほど大きな金額ではありませんがやはり積み重なると大きい。年間クビレースに影響することも多々あります。
- 「食事代」だけでなく「おみや」と呼ばれるお土産代もあります。だいたい1人分3000円ぐらいで、参加者が8人の場合はおよそ2万4000円になります。
- 「おみや代」を支払う人はダーツやゲームなどで決定されます(おみや支払いの決定方法は各回ごとに異なる)。この「おみや代」も支払いに加算されるので年間最終順位に影響する可能性もあります。
先に紹介した自腹はビリの人が支払うことになりますが、おみやはゲームの勝敗で決まるので順位は関係ありません(ルーレットを使うゲームで「2位の人支払い」のようなケースはあります)。
ピタリ賞
ピタリ賞はその名の通りピタリと合計金額を当てた場合になります。割合としては1年に1回出るかどうかぐらい。
- 設定金額とぴったり同じ金額を注文すると、「ピタリ賞」としてそれまでの年間自腹総額がゼロになり、更に副賞として100万円が授与されます。
(100万円授与で副将が年間自腹総額ゼロという表現が正しいかも?)
(最近では2024年10月24日放送のゴチ25第20戦にてまっすーがピタリ賞を出しました。それまで約50万円ぐらいの年間自腹総額でビリ独走だったのですが、それがクリアされ0円になったことで一気にトップに浮上しました)
ニヤピン賞
ピタリ賞からわずかに外れたらニヤピン賞。こちらは出ることが多いです。ニヤピン賞が出ると特別なゲームに参加できます。
- 設定金額±500円の場合はニヤピン。ニヤピン賞のゲームに参加しクリアすれば一定の金額が得られますが年間自腹金額には影響しません。
(例えばニヤピンチャレンジで1万円の賞金をゲットしたとしても年間自腹総額からマイナスされません)
大清算
年末にある最終戦では大清算というルールもあります。ビリ独走していても最後に大逆転が可能なシステムです。
- 「大精算」は最終戦では1位を取るとそれまでの年間自腹額がゼロになる特別ルール
(ぶっちゃけた話としては最終戦さえ1位になることができればそれまでいくら負けていてもOK。最終戦1位になると年間自腹はクリアされ年間総合1位になります)
ピタリ賞祭り
「ピタリ賞祭り」なるものがゴチ25・20戦(2024年10月24日)に開催されました。特別ルールの中で更に特別なのでたまにしか開催されません。年に1回もなかったかと。
- 「ピタリ賞祭り」はメニューの中にピタリ賞と同じ金額の品が出るというもの
例えば設定金額2万円だったら2万円ぴったりのメニューが40品ぐらいのうち1品にあります(他のメニューは高くても1万円程度)。
その1品だけを注文すればピタリ賞ですが外したら設定金額よりもかなり下がるのでビリ自腹になる可能性が非常に高く、魅力的な一方でリスクのある勝負。他の人が1品注文にチャレンジするならば自分も参加すべきか?と心理戦にもなってきます。
当然のことながら普段はほとんど出ないピタリ賞の出る可能性が飛躍的に高くなります。そのため「ピタリ賞祭り」というネーミングになっています。
(補足:いろいろな意味でこのルールは良くないのでは?SNSなどでも議論されています。簡単にひっくり返るのも問題あるかもしれませんし、複数同じ商品を狙う人が出ると後から答える人が有利では?などシステム上の欠点を指摘する声もあり番組内でもややもめていました)
ぐるナイ、ゴチになります!のクビ制度とその影響
ゴチバトルには厳しいクビ制度があります。
年間の自腹・おみやの総額が最も多かったレギュラーメンバーはクビになります。このクビになるメンバーはルーレットで決定され2人になることが多い(ルーレットは1人~3人出るように設定されていますが「2人」が出る可能性が高くなるようになっています。まれに3人出ることも)。
従ってレギュラーメンバー6人の年間最終順位がとても重要です。
- 最終順位が最下位の6位だとクビが確定
- 最終順位が5位だとクビ濃厚
- 最終順位が4位だとクビの可能性わずかにあり
- 最終順位が3位以上だとクビ回避
(先に紹介したように最終戦で勝つと年間トータルで1位になるのでクビは必ず回避されます。また最終戦は金額が大きいので最終戦で負けるとそれまで上位でも最下位や5位ぐらいの順位になりクビになる可能性がかなり高い。そのため最終戦の比重が高すぎるのでは?という指摘もたびたび出ています)
クビになると翌年からはレギュラーメンバーから外れ、新しいメンバーが加わります。
年末にはクビになるメンバーが決まるので悲しみの声がSNSなどで殺到します。逆に年始には新メンバーが決まるので喜びの声が溢れます。
ゴチのクビメンバーと新メンバーの決定は年末年始の風物詩の1つになっています。
まとめ
「ゴチになります!」は、そのユニークなルールとスリリングな展開で楽しまれており、特に年末年始はSNSなどに悲しみと喜びの声が殺到し毎年の風物詩の1つになっています。
参加者たちの最終戦までの駆け引きや予想外の展開は見逃せません。「ゴチになります!」をより深く楽しんでくださいね!
この記事のまとめ
- ぐるナイ「ゴチになります!」は、設定金額に最も近い料理を注文するゲーム
- 特別ルールや賞金制度があり、戦略的な要素も
- 年間自腹総額によるクビ制度があり、緊張感あふれる展開が魅力
- クビメンバーの決定と新メンバーの決定は年末年始の風物詩として楽しまれている
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