あさイチ、男性更年期のチェックシートについて
2017年11月29日のあさイチにて男性ホルモンによる男性更年期の話が出ていました。
男性ホルモンの減少(低下)によって更年期やうつのような症状が見られるとのこと。
40代ぐらいから注意したいとのことです。
⇒あさイチ、男性ホルモンの低下(減少)の理由と対策~更年期との類似~
やる気が急になくなったなどの症状があったら危険信号かも!?
チェックシートで判断して問題がありそうでしたら対策していきましょう。あまりにも重度な場合は病院へ行くことも検討しましょう。
- 男性更年期について
- 男性ホルモンの低下による男性更年期問題
- 男性更年期のチェックリスト
- 対策方法(運動、食事、漢方薬やクリームなど)
- おすすめの病院は?
およそ、以上の順番でまとめます。少しずつ下がって確認ください。
目次
男性更年期について
男性ホルモンで代表的なのは「テストステロン」です。
この男性ホルモンの「テストステロン」は思春期にたくさん分泌され、ひげが生えるなど、子供から大人の男性の体へと変化していきます。
その後、30代ぐらいから年齢と共に減少傾向になり男性更年期の症状が出る可能性があります。
男性ホルモンには骨や筋肉・血液・精子をつくる働きがあります。
また、やる気・判断力を高めたり、自律神経を整えたりする働きがあります。
その為、男性ホルモンがメタボ・動脈硬化・高血圧などを予防する働きがあるとされています。
逆に男性ホルモンのの低下がメタボ・動脈硬化・高血圧など男性更年期に見られる症状を引き起こす可能性も。
男性に比べると微量ですが、女性の体内にもテストステロンがあります。女性は年齢と共に年齢するカーブが男性ほどは急ではないため男性ホルモン低下による影響は少ないとされています。
男性ホルモンの低下による男性更年期問題
男性ホルモン「テストステロン」が年齢と共に少なくなっていくことで男性更年期に見られる様々な症状の可能性があります。
また、男性ホルモン「テストステロン」は大きなストレスを受けると急激に減少するとも言われています。
それによってメタボ・動脈硬化・高血圧などを引き起こす可能性も。
主な問題、症状としては以下の通りで、それらが出てきたら注意信号と考えるといいでしょう。
- イライラ
- 不眠
- 頭痛
- めまい
- ほてり
- 不安
- やる気低下
- メタボ
- ひん尿
- 性欲低下
- 筋力低下
- 朝立ち低下
- 冷え
男性更年期のチェックシート
これらの症状が出てきてもいきなり病院に診てもらうのはやはり気が引けます。まずは簡単な男性更年期問題のチェックシートで問題があるかどうか確認しましょう。
以下の17項目に関して症状がない場合は1点、症状が軽い場合は2点、症状がそれなりにある場合は3点、症状が重い場合は4点、症状が非常に重い場合は5点という形で点数を付けます。
この合計点数が50点以上あれば「重度」になり、泌尿器科の受診が勧められているとのことです。
- 総合的に調子が思わしくない
- 関節や筋肉に痛みがある
- 突然汗が出るなど、ひどい発汗がある
- 寝つきが悪いなど、睡眠に悩みがある
- よく眠くなる
- イライラする
- 神経質になった
- 不安感がある
- 疲れやすくなった
- 筋力が低下した
- 憂うつな気分になる
- 「人生のピークはすぎた」と感じる
- 燃え尽きたと感じる
- ヒゲの伸びが遅くなった
- 性的能力が衰えた
- 朝立ちの回数が減った
- 性欲が低下した
対策方法(運動、食事、漢方薬やクリームなど)
番組で紹介されていた対策方法は以下の通りです。
運動
急激な運動は体調を壊して逆効果のおそれもあるので注意。まずは軽い運動から。
できればチームプレイの運動が良いとのことで球技などが良いかもしれませんね。
いきなりチームプレイの運動は無理だとしても毎日の散歩だけでも効果があると思われます。番組で対策していた人も散歩などをしていました。
これらの対策だけでは不十分だと思う人は次の項目で紹介している病院に行くことも検討した方がいいでしょう。
食品
以下の食品がおすすめとされていました。
- ジオスゲニンを含む「とろろ」
- アリシンを含む「たまねぎ」や「にんにく」
- 亜鉛を含む「かき」や「レバー」などが
これらがテストステロンを増やす効果があるとされているそうです。
番組で対策をしていた人もとろろを多めに取っていました。
家族との連携
家族がほめてあげるのがいいらしい。
人との関係性が薄れるのはあまり良くないとのこと。
会社でストレスを受けている男性は特に危険なのでなるべく家庭でほめてあげましょう。
そして、できるだけ否定的なことは言わないように。家庭でもストレスをためてしまったら大変です。
漢方薬やクリームなど
漢方薬やクリームでの治療などもあるのでいろいろと考えてみると良さそう。
クリームは陰部に塗るといいそうです。詳細はリンク先でも確認ください。
男性ホルモン低下(男性更年期障害)おすすめの病院は?
「診療の内容」欄に「男性更年期障害」や「LOH症候群」がある病院がおすすめとのことです。
「日本Men’s Health医学会」のホームページも参照ください(全て載っているわけではないので注意)
病院では上記の対策などについて詳しく教えてくれると思います。
また、男性ホルモンの注射、お薬などを出してくれるかもしれません。
(保険適用になるかどうかでお値段がそれなりに変わるらしい)
あさイチ、男性更年期問題(男性ホルモン低下)のチェックシートなどまとめ
男性ホルモン低下による更年期障害によって様々な体調不良を引き起こすようです。
ストレスなどによってもホルモンが低下するので注意したいところ。
食事や対策方法もいろいろあるので、それらをチェックするのもいいでしょう。
まずはチェックシートを使って危険かどうかを判断してみましょう。危険な場合は何らかの対策をした方がいいかと思います。あまりにも重度でしたら病院を診察されたほうがいいかもしれませんね。