ペット搭乗、機内持ち込み・同伴可能な航空会社まとめ(料金や条件など)

ペット搭乗、機内持ち込み可能な航空会社まとめ(料金や条件など)情報番組

今回はペットが搭乗できる世界・他国の航空会社の情報をまとめます。

2024年1月2日の航空機事故でペットが亡くなった件を受けて、日本の航空会社ではペットが搭乗できないとして搭乗・同伴を求める声もありますがそれを否定する声も多い。多くの議論がなされている状況です。

その議論の中では世界ではペットが搭乗できる航空会社が多いという指摘もありますが本当なのでしょか?世界各国でその辺りの情報をまとめていきます。少しずつ下がって確認ください。

(どの航空会社であっても基本的に早い段階での申請が必要で別途料金が発生。国をまたぐ場合は相手国で必要になる書類などが必要です。また相手国によってはペット同伴不可となっています。あとは生まれてすぐは不可、ケースを含めて7~8kg程度の小型犬、猫といった縛りもあります)


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デルタ航空(アメリカ)

デルタ航空は小型犬、猫、家庭内飼育用鳥類ペットが搭乗できる航空会社としてアメリカでも高い評価を受けています。ペットは正面の座席下に収まるサイズのみなので小型動物のみで大型は不可です。

公式サイトによると以下のような案内があります。

  • 小型犬、猫、家庭内飼育用鳥類は、機内にお持ち込みいただけます。チェックイン時に片道あたりの手数料を申し受けます。機内持ち込みのペットは、正面の座席下に収まるサイズの、ソフトタイプで通気性のあるペット用ケージに入れて持ち運びいただく必要があります
  • 国内線に持ち込み可能なペットは、生後8週間以上とさせていただきます。
  • 米国行きの国際線にお持ち込みのペットは生後16週間以上、欧州連合の国々へのご旅行では生後15週間以上とさせていただきます。
  • ケージ1つに対しペットは1匹のみ認められます。ただし、以下の例外が適用されます。
    ⇒メスの猫または犬の場合、離乳していない子猫/子犬(生後8週間~6か月)とともにケージに入れてお連れいただくことができます。ケージに安全に入れてお連れいただければ、子猫/子犬の数に制限はありません
    ⇒種類とサイズが同じで、1つのケージに入れても問題がない場合、生後8週間から6か月のペット2匹を同じケージに入れることもできます。複数のペットを1つのケージに入れて運ぶ場合、ペット1匹相当の料金が課されます。
  • お持ち込みになるペットケージは、お客様の機内持ち込み手荷物1点としてカウントされます。ケージに加えて、身の回り品1点を機内にお持ち込みいただけます。

その他、いろいろな注意時効があります。搭乗クラスやシートによってペット同乗不可のケースもあります。出発前に手続きが必要なのでスケジュールはチェックしておく必要があります。

料金は国際線では200ドルなので3万円ぐらい。アメリカ国内なら95ドルなので1万4000円ぐらい。

また国際線は相手方の国によっては搭乗不可となっています。

デルタ航空でのペットの輸送について(デルタ航空)

日本ではペット搭乗サービスは一部あるものの料金が高いのでデルタ航空はうらやましいかもしれませんね。

 

ユナイテッド航空(アメリカ)

ユナイテッド航空もペットの機内搭乗可能。小型の犬猫に限るようです。

  • 犬猫に限り空きスペースがある限りは可能、別途料金が必要
  • 2匹の場合は座席を購入する必要あり
  • ゲージが必要、サイズ指定あり(サイト確認)、その他座席下に収まらない場合は、ペット同伴不可
  • 別途予約必要

料金は片道125ドルなので1万7000円ぐらいですがフライト時間によっては更に追加料金が必要です。

ペット持込み(ユナイテッド航空)

 

アメリカン航空(アメリカ)

アメリカン航空では、機内持ち込み・ペット同伴が可能。主な注意点などは以下の通り

  • 機内持ち込みのペット料金をお支払いいただいていること
  • フライト中、ペットが終始ケージに入った状態で、前の座席下に収納されていること
  • 国内線と国際線で同伴可能なケースの大きさが異なるので注意
  • 総重量は約9kg以下
  • 生後8週間以上6ヶ月以下であること(これ本当だとしたらかなり厳しいが?)

詳細は以下のリンク先で確認ください。

ペットの機内持ち込み、または貨物での輸送(アメリカン航空)

 

エア・カナダ(カナダ)

エア・カナダもペット搭乗可能となっています。やはり小型のペットのみで犬、猫という指定があります。

  •  一人旅のお子様は不可
  • 非常口席またはバルクヘッド席をご利用のお客様は不可
  • 座席の下に医療機器を収納する必要があるお客様は不可
  • プレミアムエコノミークラスをご利用のお客様は不可。このクラスの座席レイアウトでは、ペット用キャリーケースを安全に収納することができません。

やはり前もっての連絡が必要。

料金はカナダもしくはアメリカ国内は50カナダドルなので5000円ぐらい。国際線でも100カナダドルなので1万円強と比較的安い。

その他、いろいろ注意事項があるので確認必須です。

ペット連れのご旅行について(エア・カナダ)

 

大韓航空(韓国)

大韓航空もペット搭乗可能となっています。やはり小型のペットのみで犬、猫、鳥のみという指定もあります。

  • 生後8週以上の犬、猫、鳥のみ(その他動物は不可)
  • 土佐犬、ピットブルテリアなど猛犬やその混合種は不可
  • 吠え声など継続的に発する場合は不可
  • 機内持ち込みはペットとケージの合計重量が7kg以下
  • 国内線では24時間以上前、国際線では48時間以上前の手続きが必要
  • ペットの手続きのために搭乗の3時間以上前に空港に到着するように

料金は国内線では30000ウォンで約3000円ぐらいとやすいのですが国際線ではかなり高くなるようです(国によって異なる)。とは言え日本で始まっているサービスに比べると格安。

ペットをお連れのお客様(大韓航空)

 

ルフトハンザドイツ航空(ドイツ)

ドイツのルフトハンザドイツ航空もペット搭乗可能となっています。やはり小型のペットのみで犬、猫のみという指定もあります。

  • 規定に適合した輸送容器の重さも含めて8kg以下の小型の犬または猫
  • 生後12週間
  • ドイツ発着路線では生後15週間
  • 24時間以上前にサービスセンターへ連絡が必要

その他、注意点が多数あったので公式サイトで確認ください。

別途料金も必要のようです。詳細は確認中。

ペットを追加の機内持ち込み手荷物として客室で輸送する場合(ルフトハンザドイツ航空)

 

ペットキャリーケースについて

飛行機にペットを搭乗・同伴する場合はキャリーケースが必要です。

それぞれの航空会社でキャリーケースの素材や大きさなどを指定しているので予めそれぞれの航空会社に対応しているものかどうか確認ください。

またキャリーケースとペットの総重量で搭乗・同伴が断られる可能性もあるので重量の確認も必要です。

値段の安いものはアイリスのキャリーケース。ただし耐荷重性能などはあまり期待できないかも。


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耐荷重性能の高い本格仕様品はやはり値段が高いです。


[ペットケンネル ファーストクラス L70] 犬 イヌ いぬ(楽天)

その他⇒ペットキャリーケース検索結果(楽天)

 

ペット機内持込み可能な国や航空会社は増えている?

一部、ペット機内持ち込み可能な国は増えている、国外では当たり前といった書き込みがありましたが統計的にそういった情報は確認できませんでした(あれば教えていただければ幸いです)。

逆に比較的ペット機内持込みが緩かったデルタ航空などで制限が増えている印象です。

記事によっては比較的緩そうなアメリカでもかなりの制限があるように見えます。やはりペットが吠えるなどトラブルはあるようで一旦緩くなったペット持込みが厳しくなってきているのが実情のようです。

「ペットと一緒に飛行機に乗れないなんて…」 新たなビジネスチャンスに参入した会社とは?

 

まとめ

今回は世界各国でのペット同乗可能な航空会社のサービスについてまとめました。

基本的に別途料金が必要で事前申込が必要。また重さや大きさにも制限があるようなので必ずチェックしてください。


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