羽生結弦さんが結婚しそれから105日でスピード離婚したことについて、その理由はおかしいのでは?などとメディアの問題などの議論が飛び交っています。
しかしながら個人的にはどうにもこれらの報道や議論に違和感があります。
確かに羽生結弦さんの結婚発表、離婚発表にも問題はあったかとは思いますが、その中の批判の内容があまりにも憶測がひどすぎると感じます。憶測ならば憶測と伝えればいいのにあたかもそれが事実のように伝え批判するマスコミの報道には違和感があります。
その辺りのマスコミのメディア報道などについて見ていきます。少しずつ下がって確認ください。
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羽生結弦さんが理由も添えて離婚発表
羽生結弦さんが2023年11月17日に離婚を発表しました。
「応援してくださっている皆様へ いつも暖かいお言葉や応援、ご声援、本当にありがとうございます。 私事ではありますが、皆様にお伝えしたいことがございます。私は一般の方と結婚いたしました。 互いを心から尊敬し、大切にしていく覚悟を持って結婚いたしました。 それぞれを守るために様々なことを考えながら共に乗り越え、過ごしてきました。 そんな生活の中で、お相手は、家から一歩も外に出られない状況が続いても、私を守るために行動し、支えてくれていました。現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。生活空間においても、不審な車や人物に徘徊されることや、突然声をかけられることもあります。 私たちは、共に思い悩みながらも、このような事態から、互いをなんとか守っていけるように努めてきました。 しかし、私が未熟であるがゆえに、現状のままお相手と私自身を守り続けることは極めて難しく、耐え難いものでした。 このような状況が続いていく可能性と、一時改善されたとしても再びこのような状況になってしまう可能性がある中で、これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました。これからは、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々、また、私の親族、関係者に対しての誹謗中傷や無許可の取材、報道等、迷惑行為はおやめください。心より、お願い申し上げます。この先も、前に進んでいきます。 これからも、よろしくお願いいたします。羽生結弦」引用元:羽生結弦official_Staff 公式 |
この離婚理由を素直に受け止めると「メディア報道の過熱、誹謗中傷やストーカー行為」の2つが原因であると考えられます。
それが事実としたら非常に残念。
マスコミのメディア報道に一石を投じる離婚発表だったと思います。また一般人の誹謗中傷やストーカー行為も問題(ストーカー行為はマスコミも含まれている可能性があります)。
羽生結弦さんの離婚理由、メディア報道や取材に問題があった?
まず、羽生結弦さんの離婚についてメディアの取材や報道に問題があったと言えるのでしょうか?
有名人はメディアに報道してもらうことで利益も得ている部分もあるのである程度の報道、取材は仕方がないと感じます。
一部、有名人であってもプライベートの取材自体が駄目という論調もありますがそれはさすがにいきすぎでしょう。
とは言えメディア報道、取材に行き過ぎた部分があったのならば反省すべきです。今回についてはどうだったのでしょう?
メディア報道、取材の手法がやりすぎだった?
具体的な事例がないので今回の羽生結弦さんの離婚について、メディア報道や取材の手法がやりすぎだったかどうかは何とも言えません。現時点での判断は困難です。
いきすぎた取材があったとするならば羽生結弦さんからその具体例をあげていただければ判断することは可能ですが、、、現時点では判断材料がなく分からないとしか言いようがありません。
誹謗中傷やストーカー行為
その一方で誹謗中傷やストーカー行為は大問題です。これは何と言っても駄目でしょう。
この件についてマスコミが相手の情報を出したことがきっかけであればマスコミ報道にも責任の一端があるかもしれません。
ただ、今回については羽生結弦さんの方から「相手の報道は避けて欲しい」という明言もなかったことから、メディアのみの責任にするのは難しいと感じます。やはり明言する必要はあったと思われます。
またいくら取材とは言え、有名人を執拗に付け回すストーカー行為をするようなマスコミもいます。そういった行為があれば問題でありそれは糾弾すべきでしょう。
羽生結弦さんの離婚理由がおかしい?
今回の羽生結弦さんの離婚発表に対し、羽生結弦さんの離婚理由がおかしいとする声や議論もあります。
例えば以下のような感じ。ただしこれらの声には違和感があります。
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「最後まで守ってやれよ!」について
まずは男性が女性を守るという考え方自体が古いと感じます。
羽生結弦さんの声明にもありますが結婚は「お互いを守る」と考えるべきではないでしょうか。お互いがお互いの幸せ、将来を考え、お互いが納得づくで離婚を決断したならば関係者ではない周りの人間は何も言う必要はないでしょう。
もちろん親族とか近い人ならば進言、助言はありだと思いますがメディアや赤の他人にとやかく言われる問題ではないと感じます。
「マスコミを理由に離婚するとは無責任」について
「マスコミを理由にするとは無責任」とする声もあるようですが、それもおかしな話だと感じます。
マスコミの取材は普段の生活を脅かすものとしてよく知られています。その取材攻勢にあったこともない人間が無責任と断じる方がよほど無責任だと感じます。
マスコミの取材などがひどく感じてうつ病にもなるかもしれません。もしくはそういった自体になりつつあったのかもしれません。ならばマスコミの取材を理由に離婚を決断するのは何の不思議もないでしょう。
女性を守れないというのは言い訳だ
「女性を守れないというのは言い訳だ」とのことですが、これも何をもって言い訳と断定しているのか不明です。
両人が共にマスコミの報道がきついと感じて離婚しようとするならばそれは本人たちの自由でしょう。それを周りからとやかく言うこと自体がおかしいと感じます。
結婚も離婚も本人たちの自由です。赤の他人が外から批判するのは間違いではないでしょうか。
羽生結弦さんの離婚、地元紙の反論に違和感
羽生結弦さんの離婚発表に地元紙が反論しているとの報道がありました。その反論報道にも違和感があります。
有名人、引退した人のプライバシーの問題について
芸能人のプライバシーについては議論が多くなされています。「奥さんも芸能人」としていますが羽生結弦さんは「一般の方」としておりまずはここに認識の違いがあります。
ご本人は有名アスリート。しかも奥さんも芸能人です。にもかかわらず、プライベートが、プライバシーが、とメディアを批難する。羽生さんは少し前に写真集を盛んに宣伝していましたが、都合のいいときだけメディアを使い、都合が悪ければメディアのせいにする。これはいかがなものか。
引用元:「羽生結弦」電撃離婚が大波紋…「バイオリニスト妻」の地元が抱く「違和感」の正体(2023年11月20日(22日更新)現代ビジネス)
認識の違いはひとまず置いといて、引退した人については「一般の人」として報道を控えるべきという考え方もあります。
先日も引退したプロ野球選手の不倫がどうのこうのとかマスコミが報道していましたが、元プロ野球選手とは言え、引退した一般人ならば報道する必要性は無いと感じます。それは芸能関係でも同じでしょう。
もちろん現役ならば報道されるのは仕方がないでしょうけど引退した一般人を報道するのは規制した方がいいと感じます。
憶測報道では?
あと、地元紙の反論はいろいろ憶測が入っているように感じます。タイトルには「地元が抱く違和感」とありますが、逆にこの報道こそに違和感を感じます。
そもそもこのような発表の仕方は普通なんですか。結婚発表では麻裕子さんの名前を明かしませんでしたが、そもそも内緒にするような話だったのか。彼女はコソコソする必要がない方だと思います。立派なバイオリニストであり、田舎に帰ってくればノーギャラでも子供たちに演奏を聞かせてくれます。素敵な女性であり、地元の宝です。
引用元:「羽生結弦」電撃離婚が大波紋…「バイオリニスト妻」の地元が抱く「違和感」の正体(2023年11月20日(22日更新)現代ビジネス)
彼女はコソコソする必要がないとしていますがこれは勝手な憶測だと思います。その彼女が「コソコソしたくなかった、私の名前を発表して欲しかった」と言っていることが明らかになっているならばまだしも、そういった根拠は提示されていません。
地元の報道関係の人がどう思っているかは知りませんが勝手にものごとを決めつけるのは大問題だと感じます。
もしかしたら彼女自信から自分の名前を出さないで欲しいと言い出した可能性もあります。そのあたり裏付けがあるならまだしも何も材料がないままに勝手に気持ちを代弁し断定し羽生結弦さんの責任にしているならば大問題でしょう。かなりひどい話だと感じます。
憶測報道では?part2
更に地元紙は以下のように伝えているようです。
ところが、彼女の名前が公になり、取材が殺到したら『じゃ離婚します』と。『いや、ちょっと待ってくれ』という思いです。我々からすれば地元の子が泣かされた。最後までまゆちゃんを守ってくれよ。男なら最後まで守り抜けよ。それが素直な気持ちです。
先ほど人権の話をしましたが、結婚相手を隠し通そうなんて女性蔑視もいいところです。女性に対して失礼極まりない。この時代に許されるのか。世間に知られたから出て行けということでしょうか。よくもまぁこれだけ女性をバカにしたことができるなと思います。ひとりの人間を不幸にしたことに対する感覚が薄すぎるのではないか。
引用元:「羽生結弦」電撃離婚が大波紋…「バイオリニスト妻」の地元が抱く「違和感」の正体(2023年11月20日(22日更新)現代ビジネス)
先程も書きましたが「男なら最後まで守り抜けよ。それが素直な気持ちです。」とか考えが古いのではないでしょうか?結婚はお互いの意思、決断でするものでお互いがお互いを守り尊重するものでしょう。一方的に男性が女性を守るべきというのは古い考えだと感じます。
更には女性蔑視という強い表現まで使って羽生結弦さんを批判しています。現実には結婚相手を隠すことも2人が話し合ってお互いの意思でが決めた話の可能性があります。それなのに今回の結婚や離婚について自分勝手に話を決めつけ、一方的に羽生結弦さんだけが悪いような言い方をするのもおかしいでしょう。
羽生結弦さんの今回の一連の行動で女性蔑視する人間だと断言するからには根拠があるのでしょうか?根拠もなく憶測だけで述べているならば非常におそろしい報道でひどい人権侵害だと感じます。自分の思い通りにならないとして周りが寄ってたかっていじめようとする村社会そのものです。
そして「ひとりの人間を不幸にしたことに対する感覚が薄すぎるのではないか」とのことですがこれもおかしいと感じます。何をもって不幸と断言しているのでしょう。お互いが納得して結婚して離婚したならばそこを不幸と決めつけるのは傲慢。自分勝手な推論で一方的に羽生結弦さんが悪い人間だと言うような発言には強い違和感があります。
「この時代に許されるのか」と問題提起していますがその問題提起の内容や考え方自体が古く、自分勝手な考え方のように感じます。
地元の声にも違和感
それに続く地元の声にも違和感があります。
まるでお相手の女性の代弁者のように語って羽生結弦さんを批判していますがそれが真実ではないならば大問題です。
このあたりは取材にて羽生結弦さんを批判する声のみを集めた可能性を感じます。現代ビジネスの報道にも恐ろしさを感じます。
メディアは賛否両論がある話でも片方の意見だけを集めて取材者の持論を展開することも多いのですが今回もそれと同じではないかと感じます。
メディアの仲間擁護?
今回の現代ビジネスの報道を見る限りは、お相手の素性を明かした地元メディアの擁護だと感じます。
客観的な判断材料があるならば擁護したり批判するのは全く問題ないと思うのですが、今回の件については推測、伝聞だけなのに、ものごとを断定的に語っているように感じます。
地元メディアの声もそうですが、そのまま何の不思議も感じずに報道する現代ビジネスにも違和感があり恐ろしいと感じます。
まとめ
今回は羽生結弦さんの離婚報道について感じるところをまとめました。
有名人に対するメディア報道の行き過ぎが指摘されていますがこれは難しいところ。有名人はメディアに報道してもらうことで利益も得ている部分もあるのである程度は報道されることは仕方がないと感じます。
ただ今回の件についてメディア報道の内容は推測、憶測が非常に多い印象です。推測、憶測するのはいいのですがあくまでも推測であるということを正しく伝える必要があると感じます。
またその推測を元にしているのにも関わらず断定的に強い批判をしているようにも見えます。これは世論誘導でありいじめであり非常に怖いと感じます。
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