Colabo不正受給問題が再燃しているようです。
Colabo側は暇空茜さん(ツイッター名)がデマを広げているとして訴えていました。
訴えている内容はいくつかあるのですが、そのうちの1つは「Colaboが保護した女性に生活保護を不正受給させているのではないのか?」というものです。Colaboはそれは事実では無いとして訴えたわけです。
しかしながらその根拠なるものを裁判で出されて困ったのか、「生活保護不正受給は独立の主張としては扱わない」として主張を変えたらしい。
一体、どういうことなのか?チェックしていきましょう。
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Colabo側は家賃の設定を生活保護受給者については値上げ
ええっ!
colabo代表の仁藤夢乃さんはシェルターの家賃を3万円に設定していたのに、生活保護を受けさせた少女達には上限の53700円を東京都から支払わせて、生活保護不正受給は少女達に責任をなすりつけたのかい!? pic.twitter.com/4opAZM90IY— 避難所 (@kintsugi_love) June 10, 2023
上記の情報が正しいと仮定すればColabo側はシェルターの家賃の設定を生活保護受給者については値上げしているとのこと。
通常は3万円ですが生活保護受給者の場合は5万3700円になるらしい。
普通に考えたら逆ですよね。一般の人の方が高くなるというイメージ。もしくは家賃についてそういった差額を付けるのは差別に当たるから不適当となりそうなものです。
しかしながら現実には逆になっています。生活保護受給者の方のシェルター家賃を高くする???これはどう理解したらいいのか?
Colabo側は生活保護受給を手伝っていた
Colabo側は女性を保護し、生活困難者については生活保護受給を手伝っていました(これは普通の業務とColaboも認めています)。
そして女性にはお金をそのまま渡さずにColabo側が管理することもあったそうです(ここはちょっと不思議ですが管理しないと好き勝手使ってしまうから?)。
そしてそのお金から53700円を家賃として受け取っていたということでしょう。
となると通常の家賃30000円との差額もColaboがもらっていたということになります。
これはさすがにおかしいと感じるところ。
Colabo側はどのような名目で家賃を受け取っていたのか?
となるとColabo側はどういう名目で異なる金額の家賃を受け取っていたのか?
通常利用者と同じ名目であれば差額があるのはおかしい。
何らかの理由がないとその差額は正当化できないように感じます。仮に東京都から訴えられたら返金する必要があるのでは?
実際にはそのような訴えは出ないはないかもしれませんけど(東京都もColabo側というイメージがあります)、とにかく不思議な話です。
Colabo側は不正受給については争点にせず
colaboと弁護団・・・。生活保護不正受給に関しては詰んだか?
生活保護不正受給と言われた、名誉毀損だ、訴えてやる
↓
つ 真実性立証
↓
生活保護不正受給は独立の主張としては扱わない訴状での主張を撤回したということだよね。 https://t.co/dSdp3y4Q3p
— 高橋雄一郎 (@kamatatylaw) June 10, 2023
この辺りColabo側としては都合が悪い話なのかもしれません。生活保護受給関連の話が出るとどうしてもColabo側が二重に家賃を設定していたことも争点になってしまいます。
ということで訴えを取り下げた?
いくつか訴えていたうちの1つを取り下げたということで印象としてはColabo側にも不誠実なところがあると感じるところです。
Colaboは不正受給があればそれは本人の責任と主張
また不正受給があればそれは本人の責任によるものだとしてColaboは不正に関与しないという立場を取っているようです。
ただ、過去にはColaboから指南を受けて生活保護受給をしたという人もおられ、この話が通るかどうかも微妙なところだと感じます。不正があればColaboにも問題があるのでは?
(参考:colabo仁藤夢乃さんが生活保護の不正受給指南?貧困ビジネスは本当か?)
まとめ
今回はColabo不正受給問題が再燃したということで状況をチェックしました。
家賃を二重設定していたというのは普通に考えるとおかしいと感じるところ。Colaboの活動は困難女性を助けるという意味では素晴らしいのですが、会計問題もありその中には不誠実なところもあると感じるところです。
(参考:Colabo住民監査請求の結果、請求が通り勧告が決定)
原点に立ち返って誠実な活動を続けてもらいたいと感じます。
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