藤井四段、打ち歩詰めを読み切って逆転勝利(30勝目の棋譜など)

先日、佐々木勇気五段との一局でとうとう連勝が途絶えた藤井聡太四段でしたが、その次の戦いで中田功七段に逆転勝利したようです。

なんと打ち歩詰めを読みきって逆転勝利したとのこと。

凄いですね。

そもそも打ち歩詰めって何?という人のための解説を加えてまとめたいと思います。

少し下がって確認ください。

(最新情報はこちら→藤井聡太四段 連勝記録 棋譜速報~新記録確定!~


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先手藤井聡太四段VS後手中田功七段

戦形は先手の藤井聡太四段の穴熊に対して中田功七段の3間飛車の戦い。

後手の中田功七段がうまくさばいて玉も硬く優勢かな?と思いましたが、、、。

何かねじり合いをしているうちに逆転、藤井聡太四段が勝利しました。

こういう勝ち方ができるのは本当に強いですね。

序中盤で多少悪くても勝ってしまう。

負けた相手にとってはもう勝てる気がしないのでは?

特に終盤にひねり合いになったらやばいですね。

(藤井四段の強さの秘密⇒将棋 藤井聡太 おもちゃ、積み木が強さの秘密?~親の教育に学ぶ~

 

打ち歩詰めを読みきっての勝利

打ち歩詰めを読みきっての勝利と言っても分かりにくいので簡単に解説します。

将棋では自分の手持ちにある駒を打つことができます。

これは囲碁やチェスにはない特徴でゲームの幅を広くしています。

この駒を打つ中でいくつか反則手があるのですが、そのうちの1つが打ち歩詰めなのです。

「歩を打って相手の王様を詰ませてはいけない」というルールがあるのですね。

藤井聡太四段と中田功七段の戦いでは中田功七段が藤井聡太四段にあと一歩まで迫っていました。そして歩を打ったら相手の王様が詰むところまで来たのですがそれは先ほど書いたように禁じ手で打てない。

金でも銀でも香車でもいいからあと1枚あれば勝ちの状況。ほんと紙一重。

ようするに藤井聡太四段は絶体絶命のそのぎりぎりのところを読みきって守り、時には逆に相手を攻撃して勝利を収めたのでした。

自分が打ち歩詰めの状態というのは相手に駒をほとんど渡すことができないのでかなり苦しい状況。守るのも攻めるのも大変。それを読み切っての勝利ということで、さすがということです。

また、棋譜をざっと見ましたが藤井聡太四段から攻める手段が難しいところで細かい攻めをうまく繋いだ印象。

中田功七段が攻め急いでしまったのか?

でも中田功七段が攻め合いに出ずに勝つのも難しい状況だったと思います。

疑問手らしい疑問手が見つからない。

逆転勝ちというと何か相手がミスしての敗北というケースが多いのですが、中田功七段のどこが悪かったのだろうとちょっと疑問に感じた棋譜でした。

逆転と書いたけど、逆転でもないということ???

ちなみに以下の局面が打ち歩詰めの局面です。

手前が藤井四段。中田七段は玉の前に歩を打てば藤井四段の玉の行き場所がなくなるのですが、それは打ち歩詰めの反則になるので打てないということです。他の手持ちは角なので王手になりません。

 

先手藤井聡太四段VS後手中田功七段の棋譜について

棋譜は将棋の棋譜サービスサイトで確認できます。

将棋協会公認のサイトかどうかは微妙なのでその点はご了承ください。

棋譜データベース

 

先手藤井聡太四段はこれで30勝1敗

今回も藤井四段の勝利。

しかも、やや劣勢でもひっくり返してしまう。

ほんと強い勝ち方だと感じました。

これで30勝1敗。

まだまだ勝ちそうでほんと先が楽しみです。

今期の勝率NO1は取ると思うし、最多勝利なども視野に入ってくるかもしれません。

 

(合わせてお読みください)
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