今回は2018年5月6日に問題になった日大と関学の試合での日大の選手の反則動画などについてまとめます。

この反則に関しては当初は特に処分の話は出なかったのですがネットなどで大きく話題になり処分が出ることになったようです。

実際に反則の場面を見た人たちは「これはひどい」と話しており私もどのような状況なのかチェックしました。すると本当にとんでもない反則。これは許せない。

その後の状況も含めてまとめていくので必要なところまで下がって確認してください(ブックマークしてたまにチェックしてもらえたらと思います)。


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日大と関学の試合動画

日大と関学の試合の動画はこちら。ただし10分ぐらいの動画なのでどの場面か分からないと思うので後ほど解説します。

 

日大の選手の1回目の反則

1回目の反則は4分00秒から始まるプレイ

動画⇒1回目の反則のプレイ(およそ4分00秒~)

4分08秒ぐらいからの右上を見て欲しいのですが、完全にボールを投げ終わった関学のQBの選手(青)に日大の選手(赤)が猛烈に突進していきます。そして、この後4分10秒ぐらいにタックルします。

(以下は問題のシーンの直前をキャプチャした画像で動画ではありません)

日大と関学の試合の反則

まず大前提としてQBが投げ終わった後にタックルするのは反則行為。

ただしDF側もボールを投げられないように追うのでボールを投げ終わった直後にタックルしてぎりぎり反則になることはあり得ます。

QBも投げる前後はある程度予測するのでタックルを受けてもそれほど問題になることは多くはありません(それでも怪我することはあります)。

QBはボールを投げ終わったら一仕事終わったということでタックルされないように逃げるわけですがさすがに数秒経ってからタックルされることはあり得ないので多少は油断します。

この状況でタックルというのはとんでもない反則なのです。今回のは悪質、大問題のプレイ。アメフトを知っている人でも「こんな悪質な反則は見たことがない」というコメントをしている人が多いです。

角度を変えた動画もありました。危険なタックルであることが分かります。以下のリンク先の動画の5秒ぐらい、右端に注目してください。

角度を変えた動画⇒1回目の反則プレイ

 

日大の選手の2回目の反則

1回目の故意のタックルだけで大問題のはず。退場でも仕方がないはずですが反則だけ取ってプレイは続行。再び同選手は悪質な反則をします。

動画⇒2回目の反則のプレイ(5分48秒~)

(以下は問題のシーンの直前をキャプチャした画像で動画ではありません)

日大と関学の試合反則2回目

5分50秒ぐらいにパスを終えて関学のQB(青)は下がっていきますが、そのボールを持っていない関学のQB(青)に日大のDF(赤)が猛烈に突進していきます。5分52秒ぐらいにタックル。

こちらもボールを持っていないQBに対する悪質な反則(ただしトリックプレイだったのでこちらは騙されてタックルした可能性はあります。QBもある程度は覚悟していたかと)。

1回目だけで大問題なのに2回目の同様の反則。本来ならばこれで退場処分になるはずでしょうがそのままプレイは続行します。

 

日大の選手の3回目の反則はラフプレイ

3回目の問題はラフプレイでした。7分30秒ぐらいからのプレイです。プレイが止まった後に全く関係のないところで相手選手に猛然と突っこみます。それも相手とぶつかったとか何か接触プレイがあったわけではありません。

3回目の反則?(7分30秒~)

(以下は問題のシーンの直前をキャプチャした画像で動画ではありません)

日大と関学の試合反則3回目

7分37秒ぐらいに関学の選手(青)と日大の選手(赤)が目が合ったという感じ。そこで普通ならばそのまま分かれて普通にプレイするところでしょうが何故か突っ込んで更に殴りかかります。

これが逆ならば何となく分かります。悪質な反則にたまりかねて関学の選手がつい手が出てしまったということならば理解できるのですが全て日大の選手の反則。これはもう弁護のしようがありません。

8分48秒ぐらいに観客からもクレームの声が。

そしてパーソナルファールということで資格没収、退場処分になったわけですがベンチはそれをとがめることもなくねぎらうような感じ。チームとして問題がありそうに見えます。

 

監督のコメントにも批判が

更に監督のコメントにも批判が集まっています。

 

監督のコメント

その批判を受けている監督のコメントがこちら。

「力がないから、厳しくプレシャーをかけている。待ちでなく、攻めて戦わないと。選手も必死。あれぐらいやっていかないと勝てない。やらせている私の責任」と独自の持論を展開した。

参考:関学大・鳥内監督「話にならん」日大に雪辱も不満(日刊スポーツ2018年5月6日)

ちょっとまってください。

一生懸命になるならば危険な反則も仕方がないということ?

とてもではありませんが大切な生徒を預かる監督の言葉とは思えません。プロではありません。学生です。

勝つためには相手を危険にさらしてもいいと言うような人が監督ではスポーツとして成り立ちません。

これでは再び同じような問題が起きそうなものです。

推測するに選手をかばって自分の責任にしようとしたコメントだろうとは思いますがあのような暴挙を容認しているような発言で許せないところです。

もしかしたらその反則の場面を詳細には見ていなかったのかもしれませんがあり得ないコメントです。

 

監督のコメントに批判も

このコメントが出て炎上していたネットが更に大炎上。日大の選手のみならず監督にも批判が集まっています。

「選手の処分はもちろんだけど監督もチームも処分しないといけないくらい悪質」

「画像見ました。あそこまで悪質とは思いませんでした。明らかにプレーに関係なくしかも背後からにタックルです。日大はアメフト部を解散させるべきです」

「これは指導者としても人としても許されない」

「個人の問題だけではない。指導者に厳重注意だけで良いのか?」

「一歩間違うと半身不随以上の大ケガになる!これは試合の流れで感情的になったのかもしれないけど、ちょっと悪質極まりないからやらかした選手は永久追放でもおかしくない」

 

トップチームの栗原嵩選手からもツイッターで問題視のコメントをしています。選手、そして監督、更には連盟にも動くように要望しています。

ただ、他の選手からも同様のコメントを出して欲しいですね。このままではアメフトというスポーツに問題があるようにも感じてしまいます(日大は影響の大きいチームなのでコメントしないようにという箝口令とか出ているかもと邪推してしまいます)。

 

その後の反則選手や監督の処分

最初、関東学生アメリカンフットボール連盟はそれほど問題視していなかったようです。

 

関東学生アメリカンフットボールの回答の推移

ジャーナリストの方が連盟に問合せしてもこれ以上のペナルティーは課すつもりは無いとの返答だったようです。どうやら連盟も駄目な感じ。

連盟としても対象選手や大学にこれ以上のペナルティーを与えるつもりはないとの回答が返ってきた。ルール上は正しくても、スポーツ――とくに学生スポーツ――では、勝敗よりも選手の安全とスポーツマン精神が先に来るべきではないだろか?」

参考:大学アメフト頂上対決で行なわれた不可解で危険なプレー(三尾圭 | スポーツフォトジャーナリスト2018年5月7日)

 

しかしながら、その後ネットで炎上し様々な方面で問題視されたことで連盟も方向転換したようです。ようやく追加処分を検討しているようです。

参考:日大アメフトDL選手に試合出場禁止、追加処分へ(2018年5月11日)

選手には追加処分があるまで対外試合禁止、監督には厳重注意とされていますがこれには「あまりにも甘い」との批判の声が多く上がっています。問題が解決するまでは日大の対外試合禁止でもいいぐらいでしょう(他の選手はかわいそうですけど)

選手、監督も問題ですが関東学生アメリカンフットボール連盟にも問題があるように感じます。もともと処分を考えていかなったことも問題ですがその後の処分についても甘い。また真相解明の調査もする気もあまりないようでこれも問題と言えるでしょう(処分についてだけは考えているっぽいですけど)。

その後の状況を見守りたいと思いますが、やはりルールや安全面での徹底を含めて関東学生アメリカンフットボール連盟全体としての改善はしっかりとして欲しいところです。このままではアメフトが駄目になってしまうと危惧するところです。

 

審判の判断について

審判の判断はパーソナルファールとしていましたが、先にも書いたように関東学生アメリカンフットボール連盟は更にひどい反則と判断しています。

要するに審判の判断がおかしかったと意見を変えたわけですが、審判の判断は責められるところではないでしょう。

日大、アメフトの審判が投げたものは?判断はどうなの

 

 

関学からの申し入れ

その後、関学から日大に謝罪と何故そのような反則に至ったのか?説明を求める文書を日大に送ったようです。

アメフットの関学大が6日の日大との定期戦(東京・アミノバイタルフィールド)でQBが相手守備選手から悪質なタックルを受けた件で、日大に対して謝罪と反則に至った経緯の説明を求める文書を送付したことが11日、明らかになった。

関学大が日大に文書送付 謝罪と反則に至った経緯の説明求める 12日に会見/アメフット(サンスポ2018年5月10日)

どうやら関学の監督はその状況を詳しくは見ていなかったようで動画をチェックしてあまりにもひどい反則に唖然としたとのこと。それはそうでしょう。大事な生徒を預かっている立場としてあのような反則は許せません。連盟があまりにも動かないので関学独自で動いたようですが原因究明などは必須でしょう。ほんと連盟があまりにもしょぼすぎる。

 

そして5月12日に関学の鳥内秀晃監督と小野宏ディレクター記者会見。その記者会見の内容の要旨は以下の通りです。

  • 翌日にビデオを見て「まさか!」と思うほどの反則だった。
  • これまではお互いに敬意を払って戦ってきた。今回のスポーツを冒涜する行為は許せない
  • 10日付けで日大に抗議文書を送った
  • 内容はチームに対して謝罪を求めるもの、監督にも試合後のコメントなどに対する見解と説明を求めるもの
  • 危険なタックルを受けた選手は「右膝軟骨損傷と腰の打撲で全治3週間」
  • 日大から誠意ある対応がない場合、今後の定期戦を行わない方針

この辺りの抗議は当然のことでしょう。真相が究明しない限りは日大との試合はできません。日大はしっかりとした調査をして説明をするべきでしょう。また、連盟の動きにも問題があるので今後の体制作りを考えて欲しいところです。

 

日大、内田正人監督が雲隠れ

その後、日大と関大(関学ではないよ)の試合があったのですが日大の内田正人監督は出てきませんでした。当分の間、活動を自粛するとのことです。

本来ならば反則について調査して関学や連盟に報告するところでしょうが実際には雲隠れ。

日大は同日、川崎市内で行われた関大との対外試合に圧勝したが、内田正人監督は姿を現さなかった。関東学連によると、当面、指揮を自粛するとの連絡があったという。

参考:悪質タックル問題の日大監督は“雲隠れ” 12日関大戦に姿現さず(デイリースポーツ2018年5月12日)

危険な反則について「監督の指示があったのでは?」という憶測もありましたが、雲隠れしている状況を見る限りは何らかの指示があった可能性も否定はできない状況です。

日大のアメフト、ラフプレーの理由が判明?

メンタル的に厳しい状況かもしれませんが監督はちゃんと謝罪をすべき。あのような反則行為があった背景を説明すべきです。

ともかく、このような状況が続くのであれば日大の対外試合禁止も検討せざる得ないでしょう。

 

日大の法大戦、東大、立教大戦が中止

その後、日大からの情報がないことで法大、東大、立教大が日大から情報が出てこないということで関東学生連盟に試合の中止を申し入れ。

5月20日の法大、6月9日の東大、10日の立大とのオープン戦3試合を中止にすると関東学生連盟が発表しました。

これは当然のことでしょう。日大から反則に至った経緯などの説明がない限りは試合をするべきではありません。関東学生連盟はもっと動いて欲しいところです。

 

やはりラフプレーの理由は監督の指示か?

TBSのニュースによると今回の反則は日大の関係者が監督の指示でやったものであると証言しています(ただしテレビや新聞は関係者という表現で嘘をごまかすことも多いので注意)。

もし監督の指示であれば許されないことです。日大というチーム自体の問題なので当面の間の対外試合の禁止も必要でしょう。

(参考:日大アメフト監督、内田氏の指示か?

 

本人の記者会見で監督やコーチから指示があったことが明確に

その後、本人の記者会見で監督やコーチから指示があったことが明確になりました。

かなり具体的なところまで話していたので監督やコーチから指示があったのは間違いのないところだと思います。謝罪動画などは別途まとめているのでそちらで確認ください。

日大、アメフト宮川選手の謝罪動画

 

日大、内田正人前監督と井上コーチは記者会見

その後、内田正人監督と井上コーチが記者会見に。先に記者会見すると矛盾が生じた時に困るので選手が記者会見した後に記者会見するようにしたようでした。全くもって卑怯。日大の対応のひどさが感じられます。

内田正人前監督はこういった記者会見に慣れているのか、対応をきちんと考えてきた印象。とにかく「選手からの話を聞いていない」、「指示を出していない」という形で押し切っています。

一方で井上コーチは反則をした選手が言っていることに嘘はないとしつつも核心を突かれると「覚えていない」としてしどろもどろな感じでした。

そして司会者が高圧的でひどく記者会見してやっているんだという感じの対応。ほんと何をやっても日大は駄目な感じ。

その辺りの動画やその内容などについては別途まとめているのでそちらで確認ください。

日大、内田正人前監督と井上コーチの謝罪会見の動画など

そして、この記者会見の後は雲隠れしています。ほとんどの人が逃げたと話しているようです。時間稼ぎを頑張っているようで、今後どうなるのかは余談が許さない状況。


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